こんにちは、EIZIN情報館です。
本日は神戸空港の国際化についてご紹介します。
これまで国内線に特化して運用されてきた神戸空港の国際化が正式に決定しました。
2006年に開港した神戸空港は神戸市、その周辺の国内航空需要に対応する地方空港で、ポートアイランドの最南端に位置しています。
ポートライナー終点の「神戸空港」駅と空港ターミナルが直結しているのでアクセスも良く、空港内も大変シンプルな造りになっており、保安検査場から搭乗口までが近く、手続きや移動もスムーズです。
神戸の中心街へも近く、観光客やビジネスでの利用の方にも人気の神戸空港ですが、9月に関西の３つの空港のあり方について地元の自治体や経済団体の代表らが話し合う「関西３空港懇談会」が開かれ、関西万博を開催する2025年には国際チャーター便の受け入れを開始し、2030年ごろに定期便を設定することが決定しました。
現状、神戸から海外に行くには関西空港を利用するのが一般的ですが、大阪湾の反対側に位置しているので遠いのが難点。
神戸空港に国際線が発着するようになれば仕事終わりや学校終わりのフライトに間に合ったりと、今までよりも海外へ行きやすくなるかもしれませんね。
また、2018年に関空が台風被害で連絡橋が使えなくなり一時封鎖される事態が起きたことをきっかけにリスク分散のために神戸空港の国際化が本格的に検討されるようになりました。
万が一の自然災害にも対応できるようになれば、関空を補完する形としてもより安心して利用できます。
国際化に向けては、空港へのアクセス強化、出入国に関わる税関、出入国管理、検疫（CIQ）の施設を整備するため、ターミナルを拡充する必要がありまだまだ多くの課題がありますが、神戸市は三宮の再開発にも力を入れているので、神戸空港に国際便が就航することで、神戸の街が活性化すれば嬉しいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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